高血圧だから油分をひかえるため一切取らないのは間違いです。体に悪い油もありますが、体に必要な油がありαリノレン酸やEPAやDHAは1日1,000mg摂取する必要があると言われています。体に悪い油と体に必要な油を知っておくだけで毎日の食生活を変えることができます。高血圧には知っておくべき油の知識です。

高血圧でも体に必要な油は取りましょう!

高血圧に限らず生活習慣病では、中性脂肪値やコレステロール値が高くなる傾向があります。また肥満やメタボリックシンドロームの方は、適正体重にするためダイエット中の方も多い筈です。

だからと言って、油分の多い食べ物を控えてしまうのは正しいやり方ではありません。中には一切油を摂らないという極端な方も存在します。しかし、油は体に必要な栄養素の一つです。

中性脂肪は活動するためのエネルギーや体内に蓄積するエネルギーです。またコレステロールは、細胞膜やホルモンを作るために必要な栄養素です。油(脂質)を摂取しないと機能が正常に働かなくなってしまいます。

つまり油は体に必要な栄養素なので、体に悪い作用をする油を避け、体が必要としている良質の油を摂取するというのが正しい方法です。ただし摂り過ぎには注意が必要です。必要以上に摂取すると生活習慣病の原因になってしまうからです。

体に悪い油とは?

体に悪い油という表現は間違っているかも知れませんが、高血圧の場合で言えば、避けた方が良いとされる油があります。一般的に調理に使っているサラダ油や食肉に含まれている動物性の脂肪です。これらの油は、中性脂肪やコレステロールを多く含んでおり肥満やメタボの原因になると言われています。

具体的には、天ぷらやコロッケなどの揚げ物、中華料理など油を多く使う食事、牛肉・豚肉・鶏肉の脂肪などは避けた方が賢明です。

体に必要な油とは?

では体に必要な油とは何でしょうか?厚生労働省が推奨しているのが、油由来のαリノレン酸(亜麻仁油、えごま油など)と魚介類由来のエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)です。これらの脂肪酸を1日1,000mg摂取するのが望ましいと推奨しているのです。

これらの油は、サラサラ成分といわれるオメガ3系脂肪酸です。1日1,000mg摂取が理想ですが、αリノレン酸で500mg、EPAやDHAで500mgという具合にバランスよく摂るとより良いと言われています。




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まとめ

中性脂肪が高い!コレステロールが高い!食生活に気を使っていると思いますが、体に必要な油を上手く摂取する方が高血圧の改善に役立ちます。ちなみに動物性の油と青魚系の油の違いも少し話したいと思います。

動物系の脂肪は、常温で固まる油です。これは豚や牛など体温が高い動物に見られる現象です。逆に青魚の取った油は、常温でサラサラして固まりません。これは冷たい海の中を泳いでいる魚の油の特性です。青魚の油は、サラサラ成分と言われています。テレビのCMでもよく見かけると思いますが、魚だけでEPAを1,000mg摂取するにはマグロの刺身9人分必要と表現していますが、それだけ魚を食べるのは大変という意味かも知れません。

あまり魚を食べる機会がない方は、サプリメントを活用するのも賢い方法です。また亜麻仁油やえごま油は、スーパーで購入することができます。サラダにかけたり、野菜ジュースに小さじ一杯混ぜるだけで簡単に摂取ることができます。

少しの工夫で高血圧や体に良い油を摂ることができますので試してみてください。