インターバル速歩とは、ウォーキングの常識を超えた有酸素運動として「ためしてガッテン」でも紹介されました。しかし、もともとは長野県民の健康を守るために信州大学大学院スポーツ医学講座教授の能勢博さんが考案した健康法の一つです。

実際にインターバル速歩を実行している長野県民が長寿日本一に輝いたので話題となりましたが、実践者の多くが、高血圧や糖尿病など生活習慣病が改善されたデータが注目を集めました。

インターバル速歩の効果

インターバル速歩の効果は、熟年者の健康増進とされています。普通のウォーキングとは違い筋力に負荷をかけて歩くために意外な効果が期待できると言われています。

その一つが筋力の強化と持久力のアップを体力のない高齢者でも無理なくできる点です。その結果、3ヶ月以上インターバル速歩を継続すると、筋肉量がアップしたり骨密度が高くなるというデータが報告されています。

また血圧値が下がったり、血糖値が下がるなど生活習慣病の改善や予防に効果的というデータも報告されました。運動不足を解消するためにウォーキングをする方も多いと思いますが、ウォーキングを遥かに超える健康増進法として注目されています。




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インターバル速歩のやり方

インターバル速歩のやり方は簡単です。ゆっくり歩きを3分間⇒早歩きを3分間⇒ゆっくり歩きを3分間というように交互に繰り返すウォーキングなのでインターバル速歩と言われています。

ワンセット30分以上で週4日ほど行うペースで4ヶ月から5ヶ月継続することを目標として開始しますが、慣れたら生活の一部として習慣化することが健康を維持する秘訣です。

またインターバル速歩の効果を高める秘訣として、正しいフォームで行うことが大切です。胸をはり前後に大きく腕を振って大股で早歩きをするのが基本です。踵から着地して地面を蹴るように大股で歩きます。呼吸も複式呼吸でゆっくりと早歩きを行います。

運動終了後30分以内に牛乳をコップ1杯飲む

さてインターバル速歩の効果を倍増させる秘訣がもう一つ!それは運動終了後30分以内に牛乳を飲むことです。実際にインターバル速歩を体験してみると、ウォーキングとの違いがハッキリとわかります。早歩きにより呼吸はハアハアしますし「ふくらはぎ」からお尻にかけて「太もも」に張りを感じるほど筋肉を使っているのが体感できます。

これだけ筋力に負荷をかけているので、筋肉を作る栄養素であるタンパク質(牛乳)を飲むことで筋力アップを促進します。筋肉が強化されることで、基礎代謝が高まり余分な脂肪を燃焼する効果があるのです。また新肺機能も高まり血液の循環もよくなります。無理のない運動なのに健康増進に必要な筋力を鍛えられるのは大きなメリットです。

筋トレが血圧を下げるする

歳をとるにつれて運動をしなくなる傾向が強いのですが、まず衰えてくるのが筋肉です。歩行中に躓いたり、階段を上るのが辛くなったり真っ先に実感することではないでしょうか?筋肉の弱い人は、免疫力も低く病気になりやすいという統計データもあるくらいです。

筋肉中には、グルタミンというアミノ酸がありリンパ球が必要な時に筋肉から使われています。つまり筋肉量がある人は免疫力が高いのです。インターバル速歩は筋肉に負荷をかけた上にタンパク質を補給して筋肉量を増やしています

特に足の筋肉量が強化されるので「ふくらはぎ」や「太もも」が強くなります。ふくらはぎは第二の心臓とも言われ、つま先まで下がった血液を「ふくらはぎ」の筋肉で心臓まで押し上げています。ふくらはぎの強い人は、心臓の負担を減らし、結果的に血圧を下げるように働きます。高血圧の人がインターバル速歩で改善できたのは、こういった要因が働いたと考えられています。