女性は男性に比べ血圧が低めなので高血圧の割合も低いです。ですが、妊娠している女性は注意が必要です。 マタニティ雑誌などで”妊婦高血圧に注意しましょう”と言う文字を良く見かけるかと思いますが、妊娠中は高血圧になりやすいと言われており、これを『妊娠高血圧症』と言います。

妊娠高血圧の症状

従来は、妊娠中毒症の症状の一つと考えられていましたが、2003年に新しい妊娠中毒症の定義に変わり『妊娠高血圧症候群』の名称に改められました。 妊娠高血圧症になる原因は、まだはっきりと分かっていませんが、もともと高血圧の素因がある人や、胎盤から血管内皮や腎臓を障害してしまう物質が作られ高血圧や腎症を起こしてしまうなど、母体の状態によって引き起こされる事があるようです。

妊娠すると妊娠中期くらいに少し血圧が下がり、出産が近づくにつれ血圧が上がり出産が終わると元の血圧値に戻るようですが、妊娠前より血圧が高い人は要注意です。初産の方にも多く、経産婦より発症してしまう可能性が高く、仕事などのストレスが溜まりやすい人も注意がいるようです。

主な症状は、頭痛やめまい、目がチカチカし、視覚障害があり、重症化してしまうと腎機能の低下や肺水腫などの症状が現れるようです。また、けいれんなどが起こる場合もあるようです。そして、一番心配なお腹の赤ちゃんへの影響ですが、母体の蛋白尿がひどくなると毎日5~10gの蛋白が母親の体内から失われ低蛋白血症となります。そのため、胎児へ送っている栄養が減少してしまいます。

妊娠高血圧の注意点

また悪化すると、胎盤の状態が悪くなり、臍帯(へそのお)を通じて送っている酸素や栄養物がうまく胎児に届かなくなります。その状態が続いてしまうと、赤ちゃんが仮死状態になってしまいとても危険な状態に陥ってしまう場合もあり、まだ赤ちゃんが未熟な状態でも帝王切開で赤ちゃんを出産せざるをえなくなります。

このように、重症化してしまうと母子共に大変危険です。ですので、妊婦検診には必ず行ったり、自宅で血圧を測って血圧のこまめなチェックはとても大切です。そして、塩分や高カロリーの物を食べ過ぎないようにし妊娠高血圧症にならないように予防していきましょう。




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